弁松のお弁当「並六」うめぇ~!
小腹が空いたのでスーパーのお弁当売り場を眺めていたところ、
「江戸の甘辛を守り続けて160年!」
とかなんとか書かれたPOPの付いたお弁当を発見。
このお弁当を作っている「弁松」さんは160年の老舗とのことですが、老舗やらグルメ事情にはまったく無頓着な僕は弁松さんを全く知りませんでした。
しかしこちらも江戸っ子の端くれ、甘辛と聞いて買わずにはいられません。ちょっと高いなと思いつつ(たしか1000円ちょい)、これを買って家に帰ったのであります。
お弁当は中身が見えない状態で売られていたため、フタを開けて初めて中身を知ることになります。
あれれ? 思ったよりヘルシーな感じ!?
甘辛というから甘辛のお肉がメインかと思いきや、魚と野菜に玉子焼き・・・? 肉はひとかけらも入っていません。しかも、魚が入っているとはいえ、大部分を占めているのは野菜・・・!
これでメシが食えるのかぁ? と、少し不安になりかけましたが、一口食べてみてその不安は吹き飛びます。
結構濃い! そしてこれはメシが食える甘辛!
里芋の煮物がうまーい! ご飯が結構いける里芋っていいわ~。玉子焼きもうまーい! 他にも、カジキ焼き物をはじめ、どれもいい味で理想のおかず群といったところ。おかずの味でご飯が進むというのもありますが、ご飯がおいしいので自然とご飯が進んでいるような気もします。
そして初めは気が付きませんでしたが、隅っこに何やら半練り状の黄色い物体が・・・!? なんだろうと思い舐めてみると、甘い!
想定外の「きんとん」でした。これはうれしいデザートです。
この老舗さんはホームページあるんかい? と、(お行儀悪いですが)お弁当を食べながら検索をしてみるとちゃんと立派なのがありました。
www.benmatsu.com
それによると、このお弁当は「並六」というお弁当だそうで、弁松さんの代表的なお弁当とのこと。名前は折箱のサイズが六寸弱だから並六なんですって。並六の特設ページもあって詳しく解説されていました。
www.benmatsu.com
いやー、おいしかった~。
これはまた食べますよ~。
いいお弁当に出合えました!